株式会社教育測定研究所におけるテストセンター事業開始について
2019.7.12
教育サービス事業およびAI事業を展開する株式会社EduLab(エデュラボ、東京都港区、代表取締役社長:髙村 淳一、以下「EduLab」)傘下の株式会社 教育測定研究所(東京都港区、代表取締役社長:北條 大介、以下「JIEM」)は、公益財団法人 日本英語検定協会(理事長:松川孝一、所在地:東京都新宿区、以下、「英検協会」)が「大学入試英語提供成績提供システム」に対応する「英検2020 1day S-CBT」(以下、「英検 2020 1day」)の実施を支えるべく、試験会場(以下、「テストセンター」)を設置、テスト実施運営を行っていくことをお知らせいたします。 |
▼全国186エリアに約260のテストセンターを配置する予定
7月2日英検協会のプレスリリースにて、詳細発表いたしましたが、日本における主要都市には、直営のテストセンターを設立すると共に、既存の全国にあるテストセンター事業社とアライアンスを組むことで、入試に対応し得る、高いセキュリティレベルにある試験会場を構築して参ります。
※英検協会7月2日プレスリリース
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2019/pdf/20190702_pressrelease_2020S-CBT.pdf
▼国内教育市場におけるICT化の促進へ寄与
2020年からの大学入試改革のみならず、ここまで政府主体で学校環境のICT化の促進に取組み、教育指導要領の改訂に伴い、これまで紙媒体中心であった教育産業のパラダイムシフトが起ころうとしております。本テストセンターは、「英検 2020 1day」の受入会場という役割にとどまるものではなく、大きく成長していく教育市場のデジタル化の加速に向け、多方面で寄与してまいります。
▼CBT*化を支えるテストプラットフォーム「TesTECH®」とeラーニングプラットフォーム「スタディギア」
高度なセキュリティ要件を満たしつつ、CBT化を実現するCBTプラットフォームとして提供している「TesTECH®」を用い、今後、入学試験や卒業要件、人事評価等に利用される各種試験のCBT化のニーズに応えてまいります。また、学習教材のeラーニング化基盤である「スタディギア」を利用することで、自社単独では実現のハードルが高かったデジタル化の実現を支援し、教育格差や地域格差の是正に寄与してまいります。
*CBT(Computer Based Test):コンピューター上で実施する各種試験の形態。受験申込・試験実施・合否結果の確認等、試験に関わる一連の作業の自動化を実現する。
EduLabグループは、今後も国内教育市場におけるEdTechの推進と全ての学習者に対する新たな価値提供に貢献してまいります。
■株式会社 EduLabについて
EdTech(教育×テクノロジー)分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。東京、シアトル、ボストン、シンガポール、香港、北京、上海、バンガロール、プネ等を拠点として展開しています。
■株式会社 教育測定研究所について
「教育分野における正しい教育測定技術(テスティング)の研究および、その成果である正しいテスト法の流布・流通を通して、効果的な教育の実践、ひいては個人の能力の発展に寄与すること」を理念とし、「英ナビ・スタディギア」、「英検Jr.」、「TEAP CBT」、「CASEC」に代表される試験サービス、学習サービスを提供しています。また、国・地方公共団体などの試験実施団体より、学力調査事業の実施を受託するとともに、教育機関等に向け、システム・コンテンツ開発の受託、テスト分析・コンサルティングサービスを提供しています。