研究活動 正しい測定技術を、研究しています。

現在の主な研究テーマ

JIEMでは現在以下のようなテーマで研究活動を行っています。

新しいテスト技術

  • 自動採点(短答式・記述式/ライティング・スピーキング)
  • 音声認識・文字認識
  • 自動問題生成
  • 自動問題難易度推定

テストの品質管理

  • テスト・運用設計
  • 問題設計、品質管理手法
  • 採点基準作成、採点者・採点品質管理手法

CBT・タブレット・スマホ対応

  • CBT特有問題
  • 取得データ利活用

学力調査設計

  • MEXCBT対応(問題・運用設計/問題搭載)
  • 経年変化・伸びを把握するテスト設計
  • 学習者に役立つフィードバック要素と見せ方

学習教材設計

  • 適応型学習モデル
  • テストと学習の対応付け

統計・分析手法

  • IRT/項目応答理論
  • アダプティブ化

論文・研究発表

JIEMの論文・研究発表をご紹介いたします。

発表・著書等のタイトル 発表・著者名 発表年月 発表学会・雑誌・出版社等の名称
大規模英語スピーキングテストにおける採点品質管理の方法 髙村恭子,並川風音 2023 大学英語教育学会(JACET)第62回国際大会
CASEC における尺度得点解釈の基準:Can-Do リストの開発と実践 小林 夏子,山野井 真児 2019 日本テスト学会(JART)第17回大会
Error Analysis of Responses to Email Writing Tasks in the Test of English for Academic Purposes, Computer-Based Test (TEAP CBT) Edward Kumar, Tsuyoshi Izumi, Kyoko Takamura, & Keita Nakamura 2018 大学英語教育学会(JACET)第57回国際大会
高校生向けスピーキングテストにおける自動採点に適した問題形式の検証 小林 夏子(株式会社教育測定研究所)・林 正頼(株式会社EduLab)・二位 真裕(株式会社EduLab) 2018 全国英語教育学会(JASELE)第44回大会
TEAP CBT Speakingセクションにおける対面式テストと録音式テストの相関調査 山野井真児,髙村恭子,仲村圭太 2017 日本言語テスト学会 (JLTA) 第21回記念全国研究大会
Analysis and Comparison of Difficulty of Reading and Listening Constructs in the Test of English for Academic Purposes, Computer-Based Test (TEAP CBT) Kumar, E., Izumi, T., Takamura, K., & Homma, M. 2017 The JACET (The Japan Association of College English Teachers) 56th (2017) International Convention
整然データとは何か 西原史暁 2017 情報の科学と技術,67(9), 448-453
A Study Investigating the Relationship between L2 Writing and Critical Thinking Skills Niji K., Fumiaki Nishihara, F., & Oi, K. 2017 Selected Papers of the 21st Conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistcs
項目反応理論による理系記述式テストデータの分析
――項目間の連鎖性と項目得点のカテゴリ化を巡って――
泉 毅,倉元直樹 2017 教育情報学研究, 16, 77-94
IRTによる理系記述式テストデータの分析 (3)――項目パラメタ・能力パラメタによるIRT適用課題の導出―― 泉 毅,倉元直樹 2016 日本テスト学会第14回大会
Relating the Speaking and Writing Sections of the Test of English for Academic Purposes, Computer-Based Test (TEAP-CBT) to the CEFR Takamura, K., Kumar, E., Yamanoi, S., & Nakamura, K. 2016 The 20th Japan Language Testing Association Annual Conference
Relating the Test of English for Academic Purposes, Computer-Based Test (TEAP-CBT) to the CEFR Takamura, K., Kumar, E., Yamanoi, S., & Homma, M. 2016 The JACET 55th (2016) International Convention
A Study Investigating the Relationship between L2 Writing and Critical Thinking Skills Niji K., Fumiaki Nishihara, F., & Oi, K. 2016 The 21st Conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistics (PAAL 2016)
項目応答理論 野上康子 2016 日本言語テスト学会誌, 19(2), 211-216
第二言語としての英語読解におけるSkimmingやScanningスキルの測定手法の開発ーTEAP CBTにおけるSearch Reading課題を事例としてー 髙村恭子, 宮本隆昭,
本間 充
2016 JACET関東支部 第10回記念大会
日本の中高生は英語で書かれた論理的誤謬をどこまで理解できるか? 西原史暁, 中村さよ, 藤田 元, 吉川 厚 2015 関東甲信越英語教育学会第39回山梨研究大会発表要綱
中国朝鮮族中学校における テストを用いた授業及び評価改善の試み
―中学2年の数学定期考査に対するS-P表分析の効果―
韓 太哲, 倉元直樹 2015 教育情報学研究第14号
保健認識に関する日中高校生の比較調査 韓 太哲, 李 師瑤, 小浜 明, 倉元直樹 2015 日本テスト学会第13回大会発表論文抄録集
英語コミュニケーション能力判定テストCASECについて 野上康子, 小林夏子, 林 規生 2014 日本言語テスト学会第18回全国大会プログラム, 43
データ分析業務を通して見えるテストの品質管理の課題 野上康子 2014 日本テスト学会第12回大会発表論文抄録集, 154-155
Correcting Preposition Errors in Learner English Using Error Case Frames and Feedback Message Ryo Nagata,
Mikko Vilenius,
Edward W. D. Whittaker
2014 Proceedings of 52nd Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics
英作文のトピック及びプロンプトの組み合わせと学習者の感じる難易度との関係 工藤洋路, ヴィレニウス ミッコ, 小林夏子 2014 関東甲信越英語教育学会第38回千葉研究大会発表要綱
言語能力と論理的思考力との関係:中高生への予備調査の結果から 藤田 元, 山野井真児, 仲村圭太, 吉川 厚, 松居辰則 2014 教育システム情報学会研究報告 28(5)
誤りに関する説明を提示可能な前置詞誤り訂正手法 永田 亮, Mikko Vilenius, Edward Whittaker 2014 言語処理学会第20回年次大会発表論文集
中国朝鮮族中学校における テストを用いた授業及び評価改善の試み
―中学2年の数学定期考査に対するS-P分析の効果―
韓 太哲, 小林夏子,
林 規生, 倉元直樹
2014 日本テスト学会第12回大会発表論文抄録集
批判的思考と英語版論理的思考能力テストの関連性 菊池 聡, 吉川 厚, 藤田 元 2014 日本教育心理学会第54回総会発表論文集
Relating the CEFR to the Computerized Assessment System of English Communication (CASEC) Michael Mersiades,
Kyoko Takamura,
Shinji Yamanoi,
Natsuko Kobayashi
2014 日本言語テスト学会第18回全国研究大会プログラム
Reconstructing an Indo-European Family Tree from Non-native English Texts 永田 亮, Edward Whittaker 2013 Proceedings of the 51st Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (ACL 2013)
A Study on Parameter Estimation for Multidimensional Item Response Models by Parallel Adaptive Markov Chain Monte Carlo 呉 春来, 前川眞一, 小林夏子, 林 規生 2013 The 78th Annual Meeting of the Psychometric Society.(IMPS 2013)
ジャンル・アプローチを用いた英作文の内容展開方法の質的分析 工藤洋路, Vilenius Mikko, 小林夏子 2013 第39回全国英語教育学会 北海道研究大会 発表予稿集
前置詞誤り検出/訂正のための誤り格フレームの生成 永田 亮, 水本智也, Edward Whittaker 2013 言語処理学会第19回年次大会(NLP2013) 予稿集
構文解析を必要としない主語動詞一致誤り検出手法 永田 亮 2013 電子情報通信学会論文誌 D
並列アダプティブ型MCMCアルゴリズムの提案及び多次元IRTモデルのパラメータ推定に関する応用 呉 春来, 前川眞一, 小林夏子, 林 規生 2013 日本テスト学会第11回大会発表論文抄録集
「テスト業務」の現在:大規模コンピュータテストの実施運営における業務と人材 小林夏子 2013 日本テスト学会第11回大会発表論文抄録集
コンピュータ適応型テストの中で、 項目パラメーターを適応的に推定
―2パラメーターモデルについて―
韓 太哲, 村木英治, 小林夏子, 林 規生 2013 日本テスト学会第11回大会発表論文抄録集
ディクテーションテストにおける誤りの傾向 小林夏子, 野上康子, 吉川 厚, 林 規生 2013 日本言語テスト学会第17回全国研究大会プログラム
WEBでの模試からみた数学の考察 石川敬晃 2013 日本数学教育学会 第46回秋期研究大会集録
並列型MCMCによる多次元IRTモデルのパラメータ推定について 呉 春来, 前川眞一, 小林夏子, 林 規生 2012 日本テスト学会第10回大会発表論文抄録集
自主的に学習できる次世代の英語ライティング学習システム CASEC-WT (Writing Tutor) Mikko Vilenius, 小林夏子 2012 外国語教育メディア学会第52回全国研究大会
コンピュータ適応型テストの中で、 項目パラメーターを適応的に推定
―2パラメーターモデルについて(3)―
韓 太哲, 村木英治, 小林夏子, 林 規生 2012 日本テスト学会第10回大会発表論文抄録集
CASECにおけるCan-Do記述の開発と結果の考察 池田直樹, 小林夏子, 林 規生 2012 第51回(2012年度)JACET全国大会要綱
「テスト作成ハンドブック」紹介シリーズ(第12回) コンピュータ適応型テストのデザイン 野上康子 2011 試験と研修,第002号
CASEC Can-Do リストの開発 野上康子, 林 規生 2011 日本言語テスト学会
第15回全国大会プログラム
等化を前提とした試験運用における項目バンクの維持に関する諸問題 野上康子 2011 日本テスト学会第9回大会
Creating a manually error-tagged and shallow-parsed learner corpus 永田亮, Edward Whittaker, Vera Sheinman 2011 HLT '11 Proceedings of the 49th Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics: Human Language Technologies - Volume 1
文法誤り情報および品詞/句情報付き英語学習者コーパスの構築 永田 亮, Edward Whittaker, Vera Sheinman 2011 言語処理学会第17回年次大会発表論文集
Stativity判定に基づいた時制誤り検出 永田 亮, Vera Sheinman 2011 言語処理学会第17回年次大会発表論文集
DBMSを用いてMCMCでIRTの項目パラメータを推定する パッケージ開発についての試み 呉 春来, 小林夏子, 林 規生 2011 日本テスト学会第9回大会発表論文抄録集
CEFRに基づく英語スピーキングテストの開発 跡部 智, 島﨑のぞみ, 小林夏子, 池田直樹 2011 日本言語テスト学会第15回全国大会プログラム
コンピュータ適応型テストの中で、 項目パラメーターを適応的に推定
―2パラメーターモデルについて(継続)―
韓 太哲, 村木英治, 呉 春來, 小林夏子, 林 規生 2010 日本テスト学会第8回大会発表論文抄録集
Automated Multiple Equivalent Test Construction based on Bees Algorithm in Parallel Computing Pokpong SONGMUANG,
Maomi UENO,
Natsuko KOBAYASHI,
Norio HAYASHI
2010 教育システム情報学会 全国第36大会発表論文抄録集
Bees Algorithm for Construction of Multiple Equivalent
Test Forms in e-Testing
Pokpong SONGMUANG,
Maomi UENO,
Natsuko KOBAYASHI,
Norio HAYASHI
2010 日本テスト学会第8回大会発表論文抄録集
Effects of Switching IRT Models from 3PL to 2PL in a CAT. NOGAMI Yasuko 2010 Paper presented at the 2010Annual Meeting of the National Council on Measurement in Education, Denver, Colorado, May 2, 2010.
A Japanese adaptive test of English as a foreign language: Developmental and operational aspects. Nogami, Y. & Hayashi, H. 2010 In van der Linden, W. J. & Glas, C. A. W. (Eds.), Computerized adaptive testing (2nd ed.).,  Springer.
Challenges in developing and operating CBTs in Japan. Nogami, Y., Kobayashi, N., &
Hayashi, N.
2010 Paper presented at the 7th conference of the International Test Commission, Hong Kong, China.
多枝選択形式のテストにおける2値型IRTモデルの項目パラメタの推定と受験者数に関する検討 野上康子, 小林夏子, 林 規生 2010 日本テスト学会第8回大会発表論文抄録集
多枝選択式項目からなるテストに適用する3PLモデルの下方漸近線パラメタを選択枝数の逆数に固定する試み:5枝択一の場合 野上康子, 小林夏子 2010 日本心理学会第74回大会発表論文集
コンピュータ適応型テストCASECにおける項目の長期使用の影響について 野上康子 2009 日本テスト学会誌, 5
多肢選択形式のテストの分析に使用する2値型IRTモデルの選択に関する検討 野上康子 2009 日本テスト学会第7回大会発表論文抄録集
A practical method for switching IRT models from 3PL to 2PL applied to an item bank in actual use. Nogami, Y., Kataoka, K., & Mayekawa, S 2009 Paper presented at the 2009 Annual Meeting of the National Council on Measurement in Education, San Diego, CA, April 14, 2009.
発達した最新技術よ考え方による公平妥当なテスト作成・実施・利用のすべて テスト作成ハンドブック HANDBOOK OF TEST DEVELOPMENT 池田 央, 韓 太哲, 佐々木典彰, 野上康子, 林 規生 2008 株式会社 教育測定研究所
コンピュータ適応型テストの中で、項目パラメーターを適応的に推定――2パラメーターモデルについて 韓 太哲, 村木英治 2008 日本テスト学会第6回大会発表論文抄録集
A Method for Recognizing Noisy Romanized Japanese Words in Learner English Ryo Nagata, Jun-ichi Kakegawa, Hiromi Sugimoto, Yukiko Yabuta 2008 IECE TRANSACTIONS on Information and Systems
慶應義塾日本語版CEFRチェックリストを用いた学習者の英語能力レベルの記述の試み 跡部 智, 境 一三, 野上康子, 片岡夏子 2008 日本言語テスト学会第12回全国大会プログラム
An Experimental Report of Web-based Test for English Communication (WeTEC) and the Common European Framework of References (CEFR). Nogami, Y., Nakano, M., Hayashi, N., & Matsuda, H. 2008 Paper presented at the Distance Learning and the Internet Conference 2008, Tokyo, Japan.
Solving practical issues of maintaining item bank: Conversion of IRT model from 3PL to 2PL. Nogami, Y., Kataoka, K., & Mayekawa, S 2008 Paper presented at the 2008 NCME Graduate Student Poster Session, New York City, NY, March 26, 2008
コンピューター適応型テストにおけるモデル変更の影響について 野上康子 2008 日本テスト学会第6回大会発表論文抄録集
Selection of an item response model for longitudinal use of an item bank. NOGAMI Yasuko 2008 K. Shigemasu, A. Okada, T. Imaizumi, & T. Hoshino (Eds.), New trends in psychometrics. Tokyo: Universal Academic Press.
Estimating Item Parameter Adaptively In CAT (Computer AdaptiveTest)
--With one Parameter model
TaiZhe Han 2007 Abstracts of the 15th International Meeting and the 72nd Annual Meeting of the Psychometric Society
コンピューターによる自動添削機能を備えたパフォーマンス型英文法学習教材の開発 杉本洋美, 籔田由己子, 山梨俊夫, 野上康子 2007 第45回(2006年度)JACET全国大会要綱
コンピュータ適応型テストにおける項目バンクの分割運用について 野上康子 2007 日本テスト学会第5回大会発表論文抄録集
多肢選択形式による語彙サイズ測定テストの誤差の推定方法について 野上康子 2007 日本言語テスト学会第11回全国大会プログラム
Selection of an item response model for longitudinal use of an item bank. NOGAMI Yasuko 2007 Abstracts of the 15th International Meeting and the 72nd Annual Meeting of the Psychometric Society
インストラクショナルデザインの原理 佐々木典彰( 鈴木克明, 岩崎 信 監訳 ) 2007 北大路書房
英語教育におけるコンピュータテストの活用事例(企画セッション3) 林 規生, 藪田由己子 2007 日本テスト学会第5回大会発表論文抄録集
共用試験医学系CBTの正式実施第1回目の結果について―トライアルの成績との比較― 仁田善雄, 前川眞一, 柳本武美, 前田忠彦, 池田 央, 齋藤宣彦, 福田康一郎, 石田達樹, 高久史麿, 奈良信雄 2007 日本テスト学会第5回大会発表論文抄録集
内容と得点の可視化による文章採点支援と認知的誘導効果:情報教育のレポート文章による検討 椿本弥生, 柳沢昌義, 赤堀侃司 2007 日本教育心理学会総会発表論文集、49
主観的レポート評価の系列効果を軽減するツールの開発と評価 椿本弥生, 赤堀侃司 2007 日本教育工学会論文誌、30(4)
動的テスト法による学習効果向上への道
(指導に生かせるテストと評価を目指して、準備委員会企画シンポジウム、日本教育心理学会第48回総会概要)
池田 央 2007 教育心理学年報、46
適応型テストにおいての項目パラメーター値についての検討 その1 パラメーターの推定方法について 韓 太哲, 村木英治 2006 日本テスト学会第4回大会発表論文抄録集
The benefits of using computer adaptive test in high school English education: An empirical study of applying computer adaptive test, CASEC. Yabuta, Y. Nogami, Y., & Matsuzaki, H. 2006 Abstracts of the 4th Asia TEFL International Conference Program.
コンピュータ適応型テストCASECの項目漏洩に関わる諸問題 野上康子 2006 日本テスト学会第4回大会発表論文抄録集
記述式和文英訳テストの採点における信頼性の検討 野上康子 2006 日本教育心理学会第48回総会発表論文集
内申書成績と模試の偏差値との関係をどう見るか? 池田 央 2006 日本テスト学会第4回大会発表論文抄録集
コンピュータテストの発展と実用例
(「国際語」としての英語-その教育目標と基準-)
前田かおり, 野上康子 2004 第43回(2004年度)JACET全国大会要綱
Practical use of computerized adaptive testing in Japan: Development and operation of "CASEC." Hayashi, N., Nogami, Y., Maeda, K., & Ikeda, H. 2004 28th International Congress of Psychology (ICP2004) Program Book.
項目反応理論か項目応答理論か?
―訳語をめぐる私の見解―
池田 央 2004 日本テスト学会第2回大会発表論文抄録集

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